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フィルムカメラ修理・販売のヨアケマエカメラ店主のブログ

修理事例紹介③〜Pentax MX編〜

※当記事に記載の修理についての情報(代金や工期の目安、対象機種など)は投稿当時のものです。最新の情報は以下の修理代金目安表をご確認ください。 (2019年10月4日追記)

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修理事例紹介の第3弾はペンタックスMX編です。Kマウントの中でも機械式かつコンパクトなMXは人気機種の一つです。修理も比較的慣れているので以下の事例を参考にご依頼いただければと思います。

 

〜事例①ボディのみの簡単な整備〜

露出計やカメラの基本動作には問題ないものの、細かい不具合やモルトの劣化がみられる個体のご依頼です。

症状:シャッター幕のムラ、ファインダー内ホコリ、モルト劣化

対応:シャッター幕の調整。ファインダー清掃、モルト交換

代金:8000円

 

以上です。露出計の異常やプリズムの腐食、その他パーツの交換を必要とするような不具合がない場合は8000円〜12000円程度の代金で整備をお引き受けできます。工期は5日でした。

 

〜事例②プリズム交換を含むオーバーホール〜

 MXのプリズムもまれに腐食していることがあります。プリズムの交換を含むオーバーホールは、交換用プリズム代を上乗せしなければならないので費用は少し高くなります。

Pentax SP】

症状:プリズムの腐食、スローシャッター不安定、モルト劣化など

対応:オーバーホール(分解清掃、注油、モルト交換、プリズムの交換)

代金:16000円

以上です。工期は9日でしたが、交換用プリズムの調達にお時間をいただく場合もあるのであくまでも参考程度にお願いします。

 

今回はここまでです。フィルムカメラの修理代金は、いくらかかるのか見当がつかず不安な方もいらっしゃると思いますので、参考にしていただければと思います。

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Pentax MXはヨアケマエカメラのおすすめ商品でもあります。以下のページから購入できます。ブラックは現在品切れ中ですが、そのうち再入荷予定です。