ペンタックスのKマウント一眼レフ、KMが入荷しています。KXの弟分的な存在で、違いはファインダー内の絞り値表示の有無と露出計の表示です。KMの露出計はM42マウントのSPと全く同じで、針の上下に応じて絞りやシャッタースピードを設定します。初心者の方でも使いながら感覚的に露出のあれこれを学べます。測光方式はSPが絞り込み測光なのに対して、KMは開放測光になっているので、絞ってもファインダーが暗くなりません。
電池はLR44を1個使用します。+極側を上向きにして入れる機種が多いのに対して、KMは+極を下向きに入れます。間違えると露出計が動きませんのでご注意を。
Kマウント初期のカメラなのでSP以降のM42マウント機の影響が色濃く残っています。別売りのアダプターを使用すればM42マウントのレンズも装着できます。
このカメラの後に登場する電子シャッター機に比べて、機能は簡素ですがその分故障も少なく、また故障しても修理しやすいので長く使えるカメラと言えます。
SMC Pentax 55mm F1.8とのセットで販売中です。
このカメラのほかPentax KXやMXなどのKマウントの機械式一眼レフの修理をお引き受けしています。まずはご相談ください。