ペンタックスのM42マウント機械式一眼レフ、SLを紹介します。このカメラはSP(SPOTMATIC)から露出計を省いたモデルとして1968年に発売されました。露出計のスイッチ、電池ボックス、ファインダー内の表示が省略され、もともとシンプルなデザインのSPより、さらに研ぎ澄まされたシンプルさが際立つカメラです。
SPのシャッタースピードダイヤルにはISO感度を設定する小窓がありましたが、露出計と連動させる必要がなくなったため、巻き戻しクランク側にISO感度のリマインダーが設けられています。上から見ると、露出計のスイッチがないぶんスマートに見えます。
底面には三脚取り付け用のネジ穴と、巻き戻しロックの解除ボタンしかありません。シンプルさを極めたぶんより撮影に集中できるのがこのカメラの良いところだと思います。
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このカメラやSP、SPFなどのM42マウントの機械式一眼レフ、KM、KX、MXなどのKマウント機械式一眼レフの修理も受け付けています。以下のお問い合わせフォームからご相談ください。
