※当記事に記載の修理についての情報(代金や工期の目安、対象機種など)は投稿当時のものです。最新の情報は以下の修理代金目安表をご確認ください。 (2019年10月4日追記)
オリンパスペンD3が入荷しました。その名の通り、ペンDシリーズの3代目です。
DからD2で露出計がセレン式から電池式(CdS)に変更され、D2からD3でレンズの開放値が1.9から1.7になっています。焦点距離は32mmのまま変わっていません。代を重ねるごとに着実にグレードアップしつつも、操作性やデザインなど基本的な部分には大きな変更を加えないのは、OMシリーズやペンFシリーズなど、オリンパスのカメラに共通する部分と言えそうです。
ペンD3の特徴はハーフカメラとしては珍しく完全なマニュアル操作が可能なことと、その操作をサポートする露出計が搭載されていることです。設定したISO感度と絞り、シャッタースピードの組み合わせによって表示されるEV値と、露出計の針が示す値を合わせることで適正露出が得られるようになっています。
露出計は背面の小さなボタンを押すと起動します。セレン式の場合は常に速攻していますが、電池式なので消耗を抑えるためにこのような仕組みになっているようです。
底面のハンドルを操作してフィルム室を開けられます。蝶番式でなく底面ごと外れるタイプの裏蓋や手動設定のフィルムカウンターなどの機構はペンEEと同じものです。
ペンシリーズの中では比較的稀少な機種で、やや難ありな状態でしたがブログの更新をサボっているうちに売れてしまいました。再入荷の際はツイッターなどでお知らせします。
また、この他にペンシリーズのカメラをいくつか販売しています。ペンEFもあまり見かけないので売れてしまう前にどうぞ。
また、オリンパスのPen Dシリーズ、Pen EEシリーズ、TRIP35などの修理を受け付けています。代金は状態によりますが基本的には6000円〜10000円の間に収まるかと思います。以下のお問い合わせフォームよりご相談ください。