Olympus PEN-EE｜ヨアケマエカメラ

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オリンパスペンEEシリーズの初号機、PEN-EEです。このカメラとOlympus TRIP35のために自社設計したセレン露出計と連動して絞りを開くと同時に切れるシャッターによって、この小型なボディが生まれました。D.Zuiko 28mm F3.5は初代オリンパスペンと同じレンズで、EEシリーズを通じて採用されています。

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背面からと見ると、小さなファインダーの窓と巻き上げのギア、その上に飛び出たシャッターボタンが見えます。基本的にはこれらがこのカメラでの撮影に必要な全てです。

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フィルムカウンターは手動設定式です。装填したフィルムの撮影枚数の２倍の数字に指針を合わせて撮影開始します。巻き上げのたびに文字盤が半回転ずつするので初めは少し戸惑うかもしれません。

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底面には裏蓋の着脱用ハンドルがあります。ハンドルを持ち上げて半回転すると底蓋ごと裏蓋が外れます。このカメラの開発に携わったオリンパスの米谷氏(OMシリーズの生みの親でもあり、のちに社長となる)が、自身が使用していたライカのサブとしてこのカメラをイメージしていたことからこのような仕組みになったのでしょうか。