Yoakemae Blog

フィルムカメラ修理・販売のヨアケマエカメラ店主のブログ

Mamiya-6 Ⅳ

※当記事に記載の修理についての情報(代金や工期の目安、対象機種など)は投稿当時のものです。最新の情報は以下の修理代金目安表をご確認ください。 (2019年10月4日追記)

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日本を代表する中判カメラメーカー、マミヤの6×6判スプリングカメラ、マミヤ6が入荷しています。マミヤはこの他にもレンズ交換可能な二眼レフ、一眼レフ、レンジファインダーの中判カメラを生産しており、現在では中判デジタルカメラのメーカーになっている、中判カメラの代名詞ともいえるメーカーです。このカメラはレンズ固定式ですが、使用しているのはオリンパス製ズイコーレンズ、シャッターユニットはセイコー製と、今から考えればとても豪華な組み合わせになっています。

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このカメラは裏蓋にある赤窓から1枚目の位置合わせを行い、2枚目以降は巻き上げノブが止まるまで回せばよいというセミオートマット仕様です。ファインダーには二重取り防止の赤ベロが出る仕組みになっており、のぞき窓の左側にあるレバーでロックを解除して、巻き上げを行う仕組みになっています。

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レンズ周りにはフォーカスリングがありません。ではどうやってピント合わせをしているかというと、フィルム室内で撮影面そのものを前後させています。僕が知っている中では、コンタックスAXと似た仕組みです。オリンパスセイコーの力を借りつつも、しっかりマミヤ独自の機構を盛り込んでいます。

 

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折りたためば中判カメラとしてはかなりコンパクトになり、平たいのでカバンなどにも入れやすいです。中判カメラはどうしても大きかったり、重かったりでなかなか持ち出せない、という方でも、この大きさなら持ち運びやすいのではないしょうか。

以下のリンク先から商品ページに移動できます。

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また、マミヤ6シリーズの修理も受け付けています。同じマミヤ6でもいくつかモデルがあるので、可能であればモデル名を調べて明記するか、メールで画像を添付していただけると助かります。代金は状態によりますが8000〜10000円程です。

お問い合わせ | ヨアケマエカメラ

メールでお問い合わせする場合は takumi@yoakemae-camera.net までどうぞ。